朝から目の中の目クソを綿棒で取られた梅ちゃんでふ。
親ひとり子ひとりなもんで、おかんの関心が100パーセントあたちに向きまんのや。痒ないとこまで掻かれるって感じで・・・・
便利な事もあるが、8割がたは・・・・
『人間なら将来自立せんといかんから、そないに構えんけんど梅は死ぬまでおかあさんから自立せんやん。死ぬまでおかあさんが手取り足とり・・・・・・うふっ!』
まぁ~それはええとすて、一番かなんのは毎日耳元で念仏のように囁
く『梅ちゃんはずっとおかあさんと一緒♪おかあさんから離れたらあかんのやでぇ~♪』おかんのテーマソングになっちょる。この前なんか・・・・・
『爺ちゃん死んで7年以上も経つのに、まだ姿が見えたことない。梅の様子で今ココに爺ちゃんが来てるのか?って思うぐらいや・・・・。夢にも出てこん!どうもおかあさんにはその手の能力が無さそうやから、梅ちゃんは死ねんなぁ・・・・・』
いつも元気で病気はせんように努めてきたけんど、犬生をまっとうする事もでけんとは・・・・
面倒見てもらっとるって思っちょったが、いつの間にか依存されちょるようになる・・・・。もしあたちが人間やったとすたら・・・・・
いや、初夜に
『川の字で寝よう』と布団にもぐりこんで来るやもしれんぞ・・・・・。そして
『梅ちゃん、ほらおかあさんとお手手つないで寝て・・・・』って言うな・・・・・・
犬で良かったと思う今日この頃でんな。そんな事を考えちょる時、おかんの携帯が鳴り
『あぁ~今事務所におるよ』
おかんの言葉もだいたいは理解でける。今から誰か来るんや。その瞬間・・・・
好きな人間なら歓迎するけど、知らん奴はワンワン攻撃で撃退する体制・・・・・。誰か?に全神経を張り、ドアが開くのを待つ・・・・・
『んなわけないやろ!』
誰が来るのか、あたちの全神経は張り巡る・・・・・。誰が来たのかはまた明日・・・・・・ほなねぇ~
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