目が開いてしまうんで乾かないように軟膏の目薬を入れて、瞼を閉じさせてやる。口も開いてしまうからシリンジで豆乳を飲ませてあげる。かろうじてゴクって飲み込める。ただ吐いてしまうけど・・・・・
小梅は日曜日の夕方から旅支度を仕上げる用意をし始めたようです。去年の年末に年を越えるのは難しい思われた小梅。この日まで何度も何度も復活して、狼少年のように本当に逝ってしまう日は1年先なんじゃないの?って私自身も思ってしまうほど・・・・・
今回は本気?実際の梅は現在、息をしてること自体不思議な状態。意識なんてなくても息をしてるだけでも居て欲しいって願った事を聞いてたのかな?旅支度を邪魔せず母親らしく笑顔で見送って・・・・なんて出来ない。1日でも早くハイパーな新しい身体に着替えて帰っておいで!って言ってみせるけど
なにをするにもひとりじゃ怖いから一緒に居てよって言うやん。今回はおかあさんを置いてひとりで行くの?ひとりじゃ行けないってどうせ泣くんだから・・・・おかあさんを置いていかないでよ、お願いだから・・・・って泣き喚く情けない親。
それでも刻々と時間は過ぎる。今、私は全てのことを停止して梅との時間を共にしてる。小梅は犬という存在を変えた子。犬はペットではなく、しっかり意思の疎通が出来る我が子。私が言うなら自分の意思をまげてまで私の意志を優先してやろうって頑張る子。特別なことをしなくても特別な存在として私を見てくれる子。一緒にいるだけでなんでこんなに幸せな気持ちにしてくれるのか・・・・17年近く毎日一緒に居て、何があってもどんなことが起こっても1度も梅が居なかったらって思ったことのない子。
昨日も夜中何度も吐いたけど、梅を抱きしめて寝た。
時間がもったいない。寝てしまうことまでもったいない・・・・そんな梅の匂いと体温、手触り
梅に残された時間が穏やかでありますように・・・・・立派な母親にはなれそうも無いけど、これ以上梅に依存して旅立てないようにしてはいけないと思うけど・・・・・無理っぽい
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