昨日は1日中雨どしたが、今日はうって変わって晴天な神戸。
さてと・・・・昨日で一応ビギナークラスで覚える事は終了しますた。こっからはアドバンスクラスで実際に生活の中で使う事を勉強しまんねん。各自の問題行動なんかもココいらから教えてもらいまふ。
飼い主がコマンドを出した限り、絶対にさせる。だからこの場面では絶対しないなぁ・・・と思うときはコマンドを出さない。コマンドに従わなくてもいいんだ!何度か同じコマンドを言われる間にやればいいのか・・・・・・と覚えてしまうからですね。1回のコマンドでさせる事が大切でふ。コマンドの出し方、誉めるタイミングが本当に大切です。アイコンタクトが取れてないときにコマンドは出さない。アイコンタクトをしっかり取れてるときにコマンドは1度出す・・・・・。ではそのときに出来なかったらどうするの?
そのときは同じコマンドをもう1度出すのではなく【違う】と言う言葉を出し、犬自身に考えさせるのです。
そして次のコマンドが出るまでそれをキープする訓練。リリースされるまでは自由に行動してはいけまへん。何度も言いまふが、これらの行動を犬が喜んでやってると言う事が絶対条件でふ。
おやつで誘導し、ご褒美でおやつをもらっていた事を、飼い主が誉める事がご褒美になるように変えて行く。リーダーに従う事は嬉しい事、飼い主の側にいたら安心で楽しいと・・・・・・
いろんな事をやって行くうちに個体差が出てきます。そのちょっとした行動で何が得意なのか?何が苦手なのか?何が怖いのか?恐怖を感じたらどんな行動に出るのかを見逃さないようにして、それを把握して行動させる事も信頼関係に結びついてきます。
今日はヒールポジションでウォーキングの実用例を2つお送りいたしまひょ!
まずはオートマチックのウォーキング。飼い主がなんのコマンドを出さないでも、飼い主が立ち止まると犬も止まる。その様子を
動画でどんぞ・・・・・
始めはリードでコントロールしながら、ストップとコマンドを出して飼い主が止まると止まるんだと覚えさせ、徐々にコマンドは出さないようにしていきます。
もう1つは常歩行進中の待て。飼い主は立ち止まらずコマンドが出た時点で犬だけストップするウォーキング。その様子を
動画で・・・・・・
これは危ない場所や信号のない横断歩道等で使いまひょ。犬は後ろで安全な場所で待つ。飼い主は車が来て無いかを確認して・・・・・・ちょっと難しいかもしれまへんが、しつけが進むとぜひトライしてもらいたい行動でふ。
飼い主について歩くと言うことを覚えた犬は、どうしても付いてきてしまいまふ。そこで始めはストップとコマンドを出し犬は止まったその時も飼い主だけは足ふみをして・・・・・・。これを繰り返し今度は足ふみで飼い主が1~2歩動いて足ふみ・・・・・。それについて来そうになったら【待て】のコマンドを出してもかまいません。
ウォーキングで大切なことは犬に歩く速度をあわせてはいけまへん。あくまでも飼い主に速度をあわさせる事。ウォーキングの最中に速度を変えてみて、しっかりヒールポジションで歩く・・・・走る・・・・・を練習しまひょ!
では今日はこんぐらいで・・・・・・