小梅を迎えるにあたって私が思ったことはたくさんあるが、その1つとして寂しい思いをさせたくないである。
生後3ヶ月から会社にも毎日同伴出勤し、休みの日も一緒に出かけ、旅行も一緒。小梅の行けないところには行かないが基本だった。ただ・・・・病院だけはどんなに私が頑固であっても
あの私の入院だけは無理で、主治医を押し切り本来10日の入院を2日間にしてもらっての
あの2日間だけは離ればなれになったよね。もともと留守番できない・・・じゃなくて、留守番させれない母と
留守番できない我が子。いつも遊びに行ってたいまりのお家に1泊
梅が寂しがるからって、カフェにも連れて行ってもらい
美味しいもんももらったのに、お外に出ると歩こうともしない。おかんのところに帰るって駄々をこねたらしい。
散歩に出ても歩かないんで、会社まで来ていつものコースを散歩しようとしても会社に向かってしか歩かず、おっちゃんを困らせた。そんな事態は小梅だけではなく・・・・
私自身も睡眠導入をもらってもまったく眠れず、徹夜のままオペに挑み
梅は翌日お家に戻ったが、そこに居たのは私ではなくてっちゃんで・・・・梅の好きなカステラを買ってもらって、遠慮なく食べたがやはり玄関ばかり見つめ、血圧が上がらず退院のタイムリミットギリギリに自力で立て・・・オペから14時間後には主治医以外の職員さんの反対を押し切り無事退院。
ドレンぶら下げたまま帰宅した私と梅はお互いに安堵した。今考えるとよく主治医が許可してくれたよなぁ・・・次期教授になる主治医を左遷させずに済んだことに今更ながら胸をなでおろす。
17年間で私と小梅が離れたのはこの2日間だけで、今小梅が居なくなって1ヶ月過ぎて本当にものすごい大事なものを奪われた私。それでも前を向いて梅との再会に向かって進むよ、梅・・・・・
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